評価データを見るとき、
多くの場合、まず目に入るのは数字です。

  • 総合評点
  • 項目別評点
  • 平均値や順位

しかし、その数字はどこから生まれているのでしょうか。

数字の背後には、必ず言葉があります。

数字は「要約された体験」

★5という評点は、
体験のすべてを語ってはいません。

その背景には、

  • なぜ満足したのか
  • どの瞬間が印象に残ったのか
  • 何が期待を超えたのか

といった具体的な体験があります。

逆に、★4や★3にも、理由があります。

数字だけを見ていると、
その理由を見落とします。

まずは少数でもよい

すべての口コミを一度に読む必要はありません。

例えば、

  • ★5を10件
  • ★4を10件

読み比べるだけでも、
体験の質の違いが見えてきます。

「良かった」という言葉の中身が違うことに気づくはずです。

自由記述は"構造"を教えてくれる

PoCの中で、★4と★5の口コミを比較すると、

  • 評点は近いのに、語られている内容が違う
  • 同じ項目でも、評価の文脈が違う

ことが見えてきました。

例えば、

「料理がおいしかった」という表現でも、

  • 期待通りだった
  • 想像以上だった
  • 地元らしさが感じられた

では、意味が違います。

自由記述は、体験の構造や文脈を教えてくれます。

行き来するという視点

重要なのは、

  • 数字だけを見ることでも
  • 言葉だけを読むことでもありません。

数値評価と自由記述を行き来すること。

例えば、

  • ★4と★5の差がどこで生まれているのか
  • 特定の項目評点が下がるとき、どんな言葉が増えるのか
  • 高評価のとき、どんな体験が語られているのか

数字で全体像をつかみ、
言葉で意味を確かめる。

この往復が、理解を深めます。

まとめ

評価データは、

  • 数字で構造を捉え
  • 言葉で意味を確かめる

この行き来によって、
はじめて「活用」できるようになります。

数字を追うだけではなく、
言葉に耳を傾ける。

そこから、本当の改善が始まります。